大好評!足と靴のブログVol.5 「脚(足全体)を使って歩いていますか?」?
【靴と足への考え方を変えましょう】
Vol.5 脚(足全体)を使って歩いていますか?・・
家で靴を脱ぎ履きする日本の生活では・・さっと脱ぎ履きできる大きい靴が 『履きやすい』と好まれます。・・・
・・『履きやすい』、本当にそれでいいのでしょうか?・・・
実は・・その『履きやすい』は、足を入れやすいことで “歩きやすい” ということではないと思います・・すぐに脱ぎ履きできる " 大きめの靴 " と " 歩行にいい靴"とは別なものなのです。・・・
本当に " 歩行にいい靴 " は・・靴の中で足が心地よくフィットした靴です。・・・
さっと履ける " 大きめの靴 " は・・どうしても足で靴をぶらさげて歩いてしまいます。脚を使わず、 膝から下だけで歩くような " スリッパ歩き " のようになりやすいです。・・・
《 ※足はくるぶしから先です(Foot)、 脚は足全体です(Leg)》
また、脚を使わない膝から下だけの歩行では・・足指が地面を掴むような動作もできず、脚が後ろに蹴り出す力も入りません。・・・
本来・・脚(足全体)を使って歩くことが " 健康的な歩行 " です。(^^♪・・・
一度・・ふともも(大腿部)から足が出て脚全体を使って歩いているか、靴をさげるように膝から下だけで歩いているか意識して歩いてみてください。・・・
スニーカーの場合を例にとりますと・・① 座った状態で靴に足をいれます。 ② 足が靴の中で、靴の後ろに踵が合うように とんとんと靴のかかとの部分を地面にあてて、足を靴の中で靴の後ろにフィットさせてください。 ③ 一番上の紐だけ ややきつめにむすんでください。 ④ 靴と足が “一体感” になれば、ふともも(大腿部)から脚を出すことを意識して歩いてみてください。・・・
(写真の下に続く・・)
① 座った状態で靴に足を入れます。・・少しかかとに余裕があります。
② 足が靴の中で、靴の後ろに踵が合うように とんとんと靴のかかとの部分を地面にあてて、足を靴の中で靴の後ろにフィットさせてください。
③ 一番上の紐だけ ややきつめにむすんでください。 ④ 靴と足が “一体感” になれば、ふともも(大腿部)から脚を出すことを意識して歩いてみてください。
靴がピッタリと合うと、靴が軽く感じます・・足の力は手の4~5倍ともいわれます、手で持って重い靴でも足にピッタリとフィットした靴だと歩いて軽快に感じられます。反対に軽い靴でも、足で靴をぶら下げるような “膝から下” だけの歩き方だと靴の重量を感じて歩いてしまいます。・・・
踵(かかと)がピッタリと靴の後ろにフィットしている靴なら・・足と靴の “一体感” でふともも(大腿部)から足が出ます、“脚全体”を使って歩行できますよ。・・・
靴の履き方で・・歩き方や、『全身の姿も動きも魅力的に変わると思います』!・・・
・・素敵な洋服を纏った時に、たたずまいや動作も魅力的で美しければ、オシャレもさらにUPして、お出かけ時もより楽しくなりますよ ♪♪・・・
(イノウエ レディースコレクションは、上級シューフィッターが居るお店です。足・靴のことはお気軽に何でもご相談くださいませ。)